世界のエネルギーニュース総括:12月5日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜に公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

ブルイエット氏を米エネルギー省長官に承認

米国議会上院は今週、70対15の超党派多数でダン・ブルイエット氏が米国エネルギー省(DOE)の第15代長官となることを承認した。ブルイエット長官は採決の後、次の通り述べている:

 

今回新しい職務に就いたことで、アメリカ国民、トランプ大統領、そしてDOEの優秀なスタッフの皆様のお役に立つチャンスをいただき、光栄に思うと同時に恐れ多くも感じております。……私に信頼を置いて下さったトランプ大統領に感謝致します。私に期待されていることは、革新的な科学技術やイノベーションを通じて、アメリカの国家安全保障、エネルギー安全保障、そして経済安全保障を強化する、その一翼を担うことであると理解しております。また、私への指名に対して的確なレビューを行い、公聴会の間から今夜の採決に至るまで、超党派で支持して下さった議会上院の皆様にも、御礼申し上げたく存じます。

皆様と共に、ペリー前長官のリーダーシップの下で進められた歴史的な発展をさらに進め、我が国を一層安全で栄えた、揺るぎのない国にしてきたいと思います。DOEは国内にも世界中にも、絶えずインパクトを発し続けていきます。その結果将来に何が待ち受けているのか、今から楽しみでなりません。

 

出典:U.S. Department of Energy

 

オクロ社、オーロラ・エネルギープラント計画を始動

オクロ社はこのほど、オーロラ・エネルギープラント計画の立ち上げを発表した。同社によると、このエネルギープラントは「最先端の核分裂技術を用いたクリーンエネルギープラントで、地域に安価で信頼性のあるクリーン電力を供給する目的で設計・開発された」ものである。このエネルギープラントは約1.5MWの電力供給のほか、熱供給も可能となっている。オーロラ・プラントの特徴としては、「燃料を交換することなく数十年にわたって発電できること、小型であること、燃料が地下に設置されていること、冷却水なしで運転できること、自然停止できることが実証済みであること、燃料をリサイクルでき、最終的には放射性廃棄物をクリーンエネルギーに転換できる核分裂スペクトルを活用していること」があげられている。オクロ社は2016年からアメリカの原子力規制委員会(NRC)とオーロラ・プラントの設計について協議を進めており、第1号の認証申請提出に向けて準備を進めているという。また、同社は米国エネルギー省(DOE)の「原子力技術革新加速ゲートウェイ(GAIN)」イニシアティブによる出資対象にも選ばれた。

出典:World Nuclear News

 

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