世界のエネルギーニュース総括:7月26日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜に公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

オハイオ州議会、原子力の生命線をつなぐ

オハイオ州では今週、同州の原子力発電所を救うことになるであろう重要な動きがあった。共和党が多数派を占める同州の下院が火曜日に可決した法案は、同州にある2基の原子炉に補助金を与え、早期閉鎖を回避させるものとなる。問題となっているのはデービス・ベッセおよびペリー原子力発電所で、ファーストエナジー・ソリューションズ社がこれらを保有している。両発電所は州のCO2フリー電力の90%を供給しているが、補助金がなければそれぞれ2020年、2021年に閉鎖されることになっている。この法案(下院法案6号)はマイク・デワイン州知事の下へと送られる。デワイン氏も本法案への支持を表明しているため、本法案は氏の署名を得て、法として成立する見通しである。

出典:Reuters

 

東電、無傷の福島原子力発電所を廃炉へ

7月24日、東京電力(TEPCO)は福島第一原子力発電所から数マイルの距離にある、福島第二原子力発電所を閉鎖する計画を発表した。これにより、日本は2011年の事故以前に運転していた設備の40%にあたる21基の廃炉を決定したことになる。日本では現在、8基の原子炉が運転中であり、他の多くは2011年の地震と津波の後に決定された新安全基準下での再認証プロセスにある。第二発電所も2011年の地震でメルトダウンの危機に晒されたが、十分なバックアップ電源で冷却を続けられた。同サイトには4基の原子炉がある。

出典:Channel News Asia

 

イギリスの新首相、原子力ルネッサンスを支持

新しくイギリスの首相となったボリス・ジョンソン氏は就任初日の演説で、今は原子力ルネッサンスの時だと思うか、またコープランドは原子力先端技術の中心地だと思うか、と問われる一幕があった。これに対してジョンソン氏は、「まさに今は原子力ルネッサンスの時だと思うし、原子力は我が国のエネルギーミックスの一部であるべきだと強く確信している。ハリソン議員(コープランド選出)が原子力を推進しようとしていることは理に適っていると思う。それは我が国のCO2排出目標達成に資する」と答えた。イギリス政府は同じ週、大規模原子力発電所への出資スキームに関する意見募集を開始したほか、小型モジュール炉(SMR)開発に1,800万ポンドの出資を表明したところである。

出典:Times and Star UK

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