大西洋評議会によるレポートについて


大西洋評議会グローバルエネルギーセンターがアメリカの将来的な原子力リーダーシップについて、タスクフォースによる特別レポートを公開

ベーカー研究所ワシントンオフィス取締役兼ハワード・ベーカー・フォーラム代表であるスコット・キャンベルは2018年を通して、大西洋評議会グローバルエネルギーセンターによって組織された、アメリカの将来的な原子力リーダーシップに関するタスクフォースに委員として参加していた。このタスクフォースには専門家や政治家、そしてアメリカ中の原子力産業の代表らが加わっており、特にマイク・クラポ上院議員(共和党、アイダホ州選出)およびシェルドン・ホワイトハウス上院議員(民主党、ロードアイランド州選出)が名誉共同議長となっている。タスクフォースは1年の間、会合を重ね、アメリカの原子力産業の現状、先進型原始炉の登場、中露による世界の原子力市場への進出といったトピックについて議論した。

そして今週、そのタスクフォースによる成果をまとめたレポートが発表された。タイトルは「アメリカの原子力リーダーシップ:イノベーションと世界規模の戦略的課題」である。

このレポートの主な結論は、「アメリカは確固とした国家的ミッションを実施し、リーダーシップを取り戻さなければならない」ということである。そのためには、「安全に関する国の基準や、核不拡散に関する国際基準を遵守しながら既設炉を維持しつつ、次世代炉の開発、実証、導入を進めていかなければならない」。

同タスクフォースは大統領行政府、国家安全保障会議、国家経済会議、行政管理予算局、科学技術政策局などに対して、緊急性の高い三つのアクションを起こすよう提言した。その内容は以下の通りである:

  • 国内の原子力発電施設を維持・拡大していくこと。それにあたっては、アメリカの民生用原子力産業および、そのサプライチェーンや研究基盤を保護・強化すること。
  • 新技術開発が進む環境を作ること。
  • 輸出を奨励し、支援すること。

より詳細なレポートの全文はこちらから。

 

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