日米ラウンドテーブル会員へのメッセージ:2019年を迎えて


日米ラウンドテーブル会員各位

 

2018年は3回のメンバー会合に東京会合、そしてワシントンD.C.での年次総会が開催され、日米ラウンドテーブルにとって多忙な年となりました。特に年次総会は出席者が100名を超え、過去最大の規模となりました。日本の経済産業省および文部科学省と、アメリカの商務省およびエネルギー省の間で交わされた協力覚書(MOC)のなかでも、日米ラウンドテーブルの名前は明確に言及されており、その成熟度や高い知名度、そして二国間関係における重要性が実証されたといえます。同MOCにおいて本ラウンドテーブルは、先進型原子炉の開発・導入を目的とした、日米間の将来に向けた潜在的パートナーシップの実現を促進するうえで活用されるべきリソースとしてあげられています。さらに、本ラウンドテーブルは中核となるメンバーシップを拡大させ続けており、2018年にはIHI、日本原子力発電、日本原子力産業協会の三組織を新たなメンバーに加えました。

 

2019年も、本ラウンドテーブルが一層の成長と活躍を続けられることを切に望みます。それにあたり、まずは3月に1本の短編映画の上映会を開催致します。上映作品はThe New Fireという、技術革新とアメリカの新型炉開発のスタートアップ企業を扱った見事なドキュメンタリーです。上映後にはデイビッド・シューマッハ監督をお招きしてのレセプションも行います。このキックオフイベントに引き続き、4月、6月、9月にはメンバー会合が開催されます。また、一年の締めくくりとなる年次総会は、可能であれば11月、米国原子力学会の冬の大会の直後または直前に開催したいと考えております。この予定はあくまでも計画中のものであり、会合や総会の実際の日程は決まり次第連絡を差し上げます。

 

今年の主要テーマは以下のように考えております:

 

  • 日本とアメリカの原子力政策
  • 原子力イノベーションにおける日米協力
  • 来るべき小型モジュール炉の躍進
  • 世界の原子力市場と中国の台頭
  • 電力自由化における日本モデルと米国モデル
  • 将来の電力需要のドライビングフォース:人口、気候、そして技術

 

これらの他に関心事項をお持ちの方は、是非ご連絡下さい。皆様からのインプットを心より歓迎致します。

 

原子力の行方を左右するこの重要な局面において、皆様と共に発電事業や技術開発、そしてイノベーションといった面での取組みを進めて行けることを楽しみにしております。

 

敬具

 

ハワード・ベーカー・フォーラム 会長

日米ラウンドテーブル 代表

 

スコット・L・キャンベル

 

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