世界のエネルギーニュース総括:8月22日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜に公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

日本の電力会社と原子力メーカーが同盟を結成へ

ロイターの報道によると、日本の原子力関連企業4社が、同盟の結成に向けた協議を進めているとのことである。東京電力(TEPCO)、中部電力、日立、そして東芝が、「老朽化した原子炉の廃炉などを共同で実施する可能性を模索して、交渉に入った」と日経新聞が水曜日に報じている。同記事では、「TEPCOは11基、中部電力は5基の沸騰水型原子炉(BWR)を保有しているが、福島事故以後は稼働しておらず、それらのうち多数は再稼働の認可も得られそうにない」としている。

出典:Reuters

 

米ベクテル社、ウェールズのウィルファ・ニューウィッド原子力発電所建設を担当

アメリカのベクテル社はウェールズにおいて提案中のウィルファ・ニューウィッド原子力発電所建設の、プロジェクト・マネジメント請負事業者として指名された。ベクテル社は原子力発電所建設プロジェクトに関して、豊富な経験をもつ企業である。これまでに150以上のプロジェクトに関与してきた同社は、現在も71のプロジェクトでアーキテクト・エンジニアとして活動しているほか、42基のプラントを建設中である。そのベクテル社がホライズン・ニュークリア・パワー社と協働することになる。ホライズン社の最高経営責任者であるダンカン・ホーソーン氏はこのパートナーシップについて、「世界のリーディングカンパニーである両社が原子力、エンジニアリング、そして建設に関する豊富な専門性を発揮することで、巨大化しつつある我々の事業体は十全な働きができるようになり、先の4基のABWRプロジェクトにおける、コスト面およびスケジュール面での成功を再び実現することができるようになるだろう。……イギリスはエネルギーミックスの変革を促進するために、信頼性の高い原子力発電を依然必要としており、我々はそれに応えるための取り組みを進めていく。……」と述べている。

出典:World Nuclear News

 

日米ラウンドテーブル東京会合・要旨

我々Baker Donelsonは東京にて、経済産業省と共同で国際会合「日米の原子力利用の将来」を開催した。大成功に終わった本会合は、2007年に日米ラウンドテーブルが立ち上げられて以来、初となる日本での開催である。約90名の会員企業職員やスピーカーらが一日間のプログラムに参加した。本会合の要旨はこちらに掲載されている。今後は世界の原子力市場や、日米にとってのチャンスと課題について、さらなる議論を進めていくことになる。また、両国の国内電力市場改革についても、より綿密な調査を開始する予定である。

 

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