世界のエネルギーニュース総括:6月1日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜に公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

仏露、原子力協定を拡大

ロスアトムとフランスの原子力・代替エネルギー庁(CEA)は、両国の原子力協力を拡大する合意文に署名を行った。サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで行われた調印式には、エマニュエル・マクロン大統領とウラジーミル・プーチン大統領も出席した。出典元によると、この合意文は「省エネおよび代替エネルギー、エネルギー貯蔵システムおよび高速炉の開発、原子力発電所の建設および機材調達、商用および研究用核燃料の調達、使用済み核燃料の再処理、回収物の再利用、といった諸分野において、両国は技術面およびビジネス面での相互協力を強化する」ことを定めている。

出典:World Nuclear News

 

関西電力、電気料金値下げへ

関西電力は顧客に対して、5%以上の電気料金の値下げを行う予定である。今回の値下げは大飯発電所3, 4号機の再稼働によるもので、高浜発電所3, 4号機の再稼働後にも同様の値下げが行われている。正確には、17.37円/kWhであった電気料金は7月1日をもって16.44円/kWh(16米セント)となり、5.36%値下げされることになる。関西電力は声明のなかで、「引き続き、安全性が確認された発電所については、立地地域の皆様のご理解を賜りながら、できるだけ早期の再稼動に安全最優先で取り組んでまいります……また、お客様にとって魅力ある料金メニューの設定や、さらなるサービスの拡充にも努め、価格とサービスの両面で弊社電力の競争力を高めるよう、全力を尽くしてまいります」と述べている。

出典:World Nuclear News

日立、ウェールズに原子力発電所建設へ

ウェールズにおける日立の原子力発電所建設計画は今週、次の段階へと進むことが決定した。今回の決定は、アングルシー島のウィルファ・ネーウィズ発電所をめぐるものであり、イギリス政府が建設費の大部分を負担することとなった。本件は日本の原子力産業と、その国際的なプレゼンスが一歩前進したことを示すものであるといえる。

出典:Compelo

 

東芝、テキサスの原子力建設計画を破棄

今週木曜日、東芝は当初計画していた、アメリカでの2基の原子炉建設を行わないことを発表した。長期にわたって計画が送れ、投資家を確保できなかったことにより、今回の結果となった。本件はNuclear Innovation North America社のプロジェクトの一部であり、同社に対する出資比率はニュージャージー州のNRG社が90%、東芝が10%となっていた。

出典:Reuters

 

 

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