世界のエネルギーニュース総括:3月1日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜に公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

米国・サウジアラビアが原子力に関する議論を継続

米国エネルギー省のペリー長官は今週、サウジアラビアとの原子力協定に関連した議論に参加するため、ロンドンを訪れる予定である。ペリー長官のインド訪問が中止となり、今回の会談の重要性を物語る形となった。ペリー長官は、サウジアラビアのエネルギー・産業省大臣であるハーリド・アブドゥルアズィーズ・アル=ファーリハ氏と会談する見通し。米国・サウジアラビア間の協議は数ヶ月にわたって続いており、今回の会談で交渉の重要な局面を迎えると見られている。サウジアラビアは今後20~25年間で16基の原子炉を新設予定であるが、米国では核不拡散上の懸念が広がっている。しかし米国がサウジアラビアとこの問題に取り組まなければ、ロシア・中国に交渉に付け入る隙を与えてしまうだろう。

出典: The Hill

ドローンを利用した福島第一の原子炉調査

RISERとして知られているドローンは、“GPSが届かない福島第一原子力発電所深部でも自動飛行できるように、レーザーを利用した障害物回避技術”を用いる。ドローンは、発電所内部の汚染状況を高感度の3Dマップで表す、特別な照射マッピングソフトウェアを用いている。同技術は、英国原子力廃止措置機関(NDA)とInnovate UKから資金提供を受けている。ドローンによって、これまで立ち入ることができなかった福島第一原子力発電所の内部に到達できるようになる。

出典: DroneDJ

 

中国が初の原子力航空母艦を建設

中国は、原子力航空母艦を建設する技術を手に入れたと報じられた。これは、習近平国家主席の指令により、中国軍を“2050年までに世界レベルの軍事力”を有するものに変えるという政府の取り組みを受けての動きである。中国船舶重工集団(CSIC)は、2025年までに会社として達成を目指す事業の計画を発表した。計画には、ステルス戦闘機、航空母艦、ミサイルが含まれている。

出典: Channel News Asia

 

V.C. Summerの運転員がVogtle 3,4号機で従事へ

2年近くにわたる訓練の費用と時間を節約するために、V.C. Summer原子力プロジェクトの14人の作業員が、Vogtle 3,4号機で勤務するためにGeorgia Powerに雇用された。雇用条件の詳細はジョージア州公益事業委員会に提出された報告書に記載されており、同報告書では、Vogtle 3号機(2021年11月)、4号機(2020年11月)両方の運転開始目標が再確認された。

出典: World Nuclear News

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