世界エネルギーニュース総括:12月21日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜に公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

 

日立GE製の原子炉設計、英国での使用基準を満たす

規制機関は、日立GEの改良型沸騰水型原子炉(ABWR)について、英国での建設に適しているとの結論を下した。規制機関は、詳細にわたる包括設計審査(GDA)を行い、原子炉が「現段階の規制のプロセスにおいて、安全上や環境保護上の基準を満たしている」と明らかにした。GDAは義務ではないが、英国政府はすべての新規建設計画に対して実施することを求めている。原子力規制局を代表して発表した責任者のMark Foy氏は、「UK ABWRの包括的な設計審査が完了したことは、同タイプの原子炉を英国で建設するための規制のプロセスにおいて、重要な一歩である。この設計がこの国で期待する最高水準の安全性を備えていることを保証する」と述べた。

出典: World Nuclear News

 

ジョージア規制当局、ボーグル原子力プロジェクトの継続を承認

ジョージア公益事業委員会はボーグル原子力プロジェクトを満場一致で承認した。この承認は、Georgia Powerによる改訂されたコスト要求とスケジュールにほぼそのままゴーサインを出し、プロジェクトの完遂を後押しする“アメとムチ”がいくつか追加されている。最終決定は、昨秋数回の公聴会を経て提示され、スケジュールの長期化と原子炉拡大の追加コストによる財政負担を納税者が負担すべきかどうかの結論に至った。

出典: Greentech Media, World Nuclear News

 

日本がポーランドへ原子炉技術を輸出へ

日本は2030年までに、より安全な原子炉技術をポーランドへ輸出すると発表した。日本原子力研究開発機構と、東芝、三菱重工、日立などが、日本とポーランドの合意が成立すれば、商業用高温ガス冷却炉の建設を目指す。目標は、ポーランド国立原子力研究所における10MWの実験炉を2025年までに完成させることである。

出典:Nikkei Asian Review

 

ロシア、Rostov4号機の完成へ

ロシアのRostov4号機の工事が完了した。水圧試験がまもなく実施され、無事終了すれば、規制当局であるRostekhnadzorから最低出力での運転開始許可が下りる予定である。原子炉の運転開始とグリッドへの接続は来年を予定しており、ロシアの別のVVER-1200と合わせて進められる見通しである。

出典: World Nuclear News

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