世界のエネルギーニュース総括:2月8日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜に公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

東京電力は福島の住民に損害賠償しなければならない

今週、東京地方裁判所は、東京電力は福島県の住民グループに1,000万ドル(11億円)を支払わなければならない、と判断した。福島県の住民グループは東京電力に対して、福島第一原子力発電所の自然災害の脅威を無視していることと、東京電力の危機対応について、同社に対して集団訴訟を提起していた。この判決は、東京電力と日本政府にとってさらなる一撃となっている。昨年、東京電力と日本政府は最大5億円の損害賠償責任を負うという判決を受け、3800人が集団訴訟を提起した。

出典: Reuters

 

ロシアとトルコはトルコ初の原子力発電所建設に取り組む

ロシアの国営原子力会社であるRosatomは、トルコ初の原子力発電所を建設するプロジェクトについて、トルコ国営電力会社EUASとの間で、EUASを株主とすることについて話し合っていると伝えられている。同プロジェクトは、Akkuyu Nukleer A.Sと名付けられ、Rosatomが主導しており、株式の49%が3社のグループに売却されていたが、そのうち2社がプロジェクトから撤退している。第3の会社であるCengizは、現在、請負業者としてプロジェクトに参加している。Rosatomは2018年を通じて、プロジェクトに新たな投資家が参加することを期待している。記事によると、「2017年11月に行なわれたエルドアン大統領との記者会見で、プーチン大統領はアックユ発電所の1号機を2023年に運転開始する予定であり、建設は近い将来に開始されるだろう」と発言した。

出典: Hurriyet Daily News

 

 

上院議員がさらなる米国のウラン生産を強く求める

上院環境・公共事業委員会委員長のジョン・バラッソ上院議員(共和党、ワイオミング州選出)は、ウォールストリート・ジャーナル紙の意見記事で「米国の堅調なウラン生産を促進する政策を求める」と政府に要請した。バラッソ上院議員は、米国西部はウラン資源が豊富であり、米国がロシアやカザフスタン、ウズベキスタンなどから安価なウランを購入するのを止めるべきだと主張し、国家安全保障問題を引き起こす可能性があると説明している。これらの国々との契約は米国の生産者に害を与えており、上院議員は米国の核燃料の5%以下は米国の生産者によって供給されていると述べ、その割合を増やすよう働きかけている。

出典: The Wall Street Journal

ロシアは新たな原子炉の発電を開始

ロシアのプーチン大統領は、ロストフ原子力発電所4号機の電源を入れ、同機は国の電力網に最初の電力を供給することとなった。発電開始後、プーチン大統領は、「ロストフ4号機の発電開始という大規模な仕事を完了したことについて心からお祝いする。私は、このサイトで働き、この素晴らしい成果を達成した研究者やエンジニアといったすべての人々に感謝したい」と述べた。

出典: Tass Russian News Agency

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