世界のエネルギーニュース総括:1月26日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜に公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

米国エネルギー長官がダボスの世界経済フォーラムで講演

リック・ペリー米国エネルギー長官は、今週スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムにおいて、トランプ大統領のエネルギーアジェンダを「世界に自由」を拡大する「世界的な変化」と説明した。ペリー長官は、米国は「ヨーロッパの同盟国に輸出をして、どこからエネルギーを購入するのかを選択する機会を与えている。これは自由である。そしてこの種の自由は非常に貴重なものだ」と述べた。彼の発言は楽観的なものであり、特に原子力開発を通じてエネルギー技術を輸出するよう働いている中国政府にシグナルを送るべきである。

出典: The Hill

 

ロシアとアルゼンチンはウラン探鉱・採掘で協力

ロシアとアルゼンチンは、アルゼンチンでのウラン探鉱と採掘に関する覚書に正式に署名した。アルゼンチン外務省は、「この覚書に調印することで、アルゼンチンを地域における世界的なウラン生産国として位置づけ、アルゼンチンのウラン需要を完全に満たすことを目指している。これはUrAmericaが生産を開始するまでであり、アルゼンチンは次第にウランの自給が可能となる。」UrAmericaは、ブエノスアイレスに本拠地を置くウラン探鉱会社である。合意の後、ロシアのプーチン大統領は、Rosatomが、最新かつ最も安全な技術基準に基づいた、アルゼンチンでのロシア製原子力発電所を提案していると述べた。

出典: World Nuclear News

 

小型モジュラー炉が英国の新たな報告書で取り上げられる

Policy Exchangeの新しい報告書では、小型モジュラー炉が、英国のエネルギーシステム全体の炭素排出量を削減するため重要な役割を果たすと説明している。この報告書は、小規模の原子炉が電力網と地域暖房ネットワークにカーボンフリーのエネルギー源をどのように提供するかを強調している。同報告書は、ロールス・ロイスの支援を受けたPolicy Exchangeのエネルギー・環境ユニットが発表したものである。

出典: Utility Week

 

福井県はさらなる原子炉建設に目を向ける

福井県には13基の商業用原子炉があり、日本の原子力発電所の中心地として知られている。同県はこの評判を守ることを目指している。福井県の5基の原子炉は2050年までに廃炉予定であるが、福井県はさらなる原子炉の建設に取り組んでいる。記事によると、今月初め、福井県知事の西川一誠氏は、関西電力と日本原子力発電の社長と会見した。会合では、知事は福井県における原子炉の新設や、廃止措置される原子炉を新たな原子炉でリプレースすることについて議論した。しかし、福島第一事故が発生した後、原子力に対する国民の信頼を取り戻すためは、リーダーシップが必要である。福井新聞が10月に実施した調査によると、原子力利用の中止を支持した回答者は49.8%であった。

出典: The Japan Times

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