世界のエネルギーニュース総括: 7月6日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜の朝Forum on Energyで公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

 

トランプ大統領、米国原子力政策の検証実施を発表

先週、米国のトランプ大統領は国内のエネルギー部門を拡大するための新たな6つのイニシアチブを公表した。第1のイニシアチブは、原子力業界を再生し拡大することであり、そのため、まず「米国の原子力政策の徹底的な検証」を行う。検証が行われる時期について言及はなかったが、原子力部門は政権から一定の支援を受けている様子。同じく先週、エネルギー省のリック・ペリー長官は「いかなるクリーンエネルギー政策も原子力なしでは完成しない・・・われわれが住む環境や気候状況に対して良い影響を及ぼしたいならば、排出ゼロの原子力エネルギーに取り組まなければならない」と発言している。

出典: The Nuclear Energy Institute, The White House

 

韓国大統領の脱原子力計画に批判

韓国の文在寅大統領が、脱原子力に向けた取り組みに対する批判にさらされている。27の国際的な科学者や環境保護主義者が大統領に対し、判断を撤回し、代わりに安全水準の引き上げとコスト効率の高い技術への支援を求める手紙に署名した。また数百人の韓国の大学教授や学識者から、原子力により「一般市民に安価な電力」が供給されているとして、脱原子力政策の停止を求める声が上がっている。

出典: World Nuclear News

 

英国、モジュラー炉R&Dの新拠点が始動

英国の「原子力先進的製造研究センター(NAMRC)」が7月4日、モジュラー炉製造に関する新たな研究開発拠点を公式にオープンさせた。NAMRCは同施設により、モジュラー製造や、建設および建設コストのリスク低減に関するノウハウを拡充させる狙い。またNAMRCは、モジュラー技術によって「新しいプラントを期日どおりに納入する」ことができるようになる、との見解を示している。

出典: World Nuclear News

 

米国で原子力発電所の運転期間延長申請

ルイジアナ州ニューオーリンズに拠点を置くエネルギー企業エンタジー社は、同社のリバーベンド原子力発電所の寿命を20年延長する内容の運転延長申請を米国原子力規制委員会に提出した。リバーベンド原子力発電所は1985年から運用されており、現在は2025年までの運転許可がある。認められれば、2045年までの寿命延長となる。

出典: The Advocate

 

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