世界のエネルギーニュース総括: 4月28日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜の朝Forum on Energyで公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

GE日立、エクセロンとサービス契約を締結

GE日立ニュークリア・エナジー(GEH)は、エクセロン・ニュークリアから、原子力発電所の包括予防保全計画を1億4,000万ドルで契約した。エクセロン・ニュークリアが運営するすべてのBWRおよびPWRが対象となる。本契約に基づきGEHは、燃料交換フロアや原子炉下部での作業サポートや点検などの予防保全サービスを提供する。

出典Power-Technology.com

IAEA、気候変動目標達成のために原子力への投資の必要性を主張

IAEAのドヒー・カーン部長は、気候変動目標を達成するために原子力産業は年間800億ドルの投資が必要であることを主張した。同氏は原子力産業界の会議を開催し、世界全体の気温上昇を2度以下に留めるためには2030年まで毎年10~20基の新規炉の建設が必要になると述べた。

出典: Reuters

ウエスチングハウス、ウクライナへ燃料体供給を計画

ウエスチングハウス社のホセ・エメテリオ・グティエレス新社長(暫定)によると、ウエスチングハウス・エレクトリニック・スウェーデン社は2017年、ウクライナの原子力発電所向けの燃料6バッチをエネルゴアトムに対して供給する予定であるとのことだ。同氏は、「2020年まで毎年6バッチを供給する計画だ。少なくともこれが契約の概要である」と述べた。

出典: Kyiv Post

中国広核集団、英国のEU離脱が協力態勢に影響

中国広核集団(CGN)の幹部によると、英国のEU離脱決定は、英国、中国、フランス間の原子力協力に不確実性をもたらすとのことである。CGNは華龍1号建設に係る規制の認許可待ちであるとともに、ヒンクリーポイントC契約の3分の1を資金提供しており、英国はヒンクリーポイントC事業をこれまで通り維持する。

出典Reuters

フォーラトム、クリーンエネルギー達成のために原子力の必要性を主張

欧州原子力産業会議(フォーラトム)は、欧州委員会が発表したクリーンエネルギーへの移行を通じた成長のための包括的政策パッケージ「Clean Energy for All Europeans」に関する声明書を発行した。この中で、欧州が目標とする2050年までに80%超の脱炭素化は原子力なくして達成不可能であると述べる。そのため、「費用対効果の高い脱炭素化、競争力とエンドユーザーに対する安価な電力価格へと繋がる効果的な電力市場、低炭素技術への投資促進」を求める。

出典: World Nuclear News

IAEA、高経年研究炉の安全性を検討

研究炉テクニカルワーキンググループ(TWGRR)は、国際原子力機関(IAEA)に対して高経年化した研究炉の持続可能性と安全運転に関する勧告を行った。TWGRRは、運転中の研究炉を有する国の技術専門家、規制当局、上級マネージャー20名から構成される。

出典: World Nuclear News

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