世界のエネルギーニュース総括:5月18日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜の朝Forum on Energyで公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

 

福島第一事故後、高浜発電所で4基目の再稼動へ

5月17日、高浜発電所では4基目となる原子炉が再稼動した。高浜発電所では、2011年3月の福島第一事故による停止後、これまでに3基が運転を再開している。4基目については、5月22日以降、いくつかの試験が行われ、6月半ばに商業運転を再開する見通し。

出典: Sputnik News

 

米国エネルギー省の予算案ドラフトで原子力や再生可能エネルギー部門の枠縮小

メディア企業のAxiosによれば、トランプ政権によるエネルギー省予算案のドラフトでは、再生可能エネルギーやエネルギー効率化関連枠が7割近く削減されている。また、原子力部門に対しても31%の予算削減が求められているという。現時点で予算案はドラフト段階にあり、その後のトランプ政権による動きは見られない。

出典:The HillAxios

 

ウェスチングハウスがボーグル発電所プロジェクトを放棄

先週、経営破綻したウェスチングハウスのジョージア州ボーグル発電所でのプロジェクトをサザンカンパニーが引き継ぐ合意が締結された。これにより、同発電所での作業の継続の可能性が出ている。サザンカンパニーの経営陣は、原子炉の完成、天然ガス発電への変更、プロジェクトの中止といった「あらゆるオプションを検討する」として、原子力プロジェクトの継続は約束していない。

出典:E&E News

 

ジェネラル・フュージョンとマイクロソフトがデータ分析で提携

クリーンなエネルギー源としての核融合炉開発を加速させるべく、カナダのジェネラル・フュージョンはマイクロソフトと協力してより大容量のデータを扱えるシステム開発に着手した。これにより、ジェネラル・フュージョンは「開発プログラムを完了させ、核融合の商業利用の短期的な実現」に向けて前進する見込み。

出典:World Nuclear News

 

中国、アルゼンチンに原子炉2基輸出の契約

5月18日、中国がアルゼンチンに原子炉を2基輸出することで両国が合意した。2018年2月には1基目の建設が始まり、2基目は2020年に着手する見通し。合意は中国の習近平国家主席とアルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領の間で締結された。

出典:World Nuclear News

 

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