世界のエネルギーニュース総括: 6月23日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜の朝Forum on Energyで公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

東京電力、「メルトダウン」隠ぺいを謝罪
東京電力社長は、福島第一原子力発電所3基のメルトダウン隠ぺいを認めた。事故発生後2カ月に渡り、東京電力は社内でメルトダウンを認識し、コンピュータ・シミュレーションでもメルトダウンの発生が示されたにも関わらず、「メルトダウン」という言葉の使用を避け、「炉心損傷」と表現していた。

出典: CBS News, U.S. News & World Report

原子力規制委員会(NRA)、高浜12号機の運転延長を認可
原子力規制委員会(NRA)は、高浜原子力発電所1、2号機に対して最大20年の運転期間延長を認可した。2011年の福島事故後に課された新たな制度において、初の運転延長認可が与えられた。NRAは高浜1、2号機が安全規制を全て満たしているとして認可をした。今後運転延長が行われる予定である。
出典: Japan Today, NuclearStreet

 ディアブロ・キャニオン原子力発電

 

カリフォルニア州、原子力発電所を閉鎖へ
パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック・カンパニー(PG&E)は、カリフォルニア州アビラビーチのディアブロ・キャニオン原子力発電所2基の閉鎖を発表した。PG&Eが発表した共同提案の中で、PG&Eは、プラントから出た使用済燃料貯蔵施設を運営するライセンス更新の申請を支持する環境グループに代わり、各々2024年と2025年に現行の認可が満了する2基に対してライセンスを許可する主要な環境グループと提携した。
出典: LA Times, World Nuclear News

 WNA報告書、気候変動目標を達成するための原子炉建設進まず
世界原子力協会は新たに発表した報告書において、気候変動目標を達成するために十分な原子炉が世界で建設されていないことを発表した。同協会によると、世界における電力量の約25%を原子力によって供給するためには、2050年までに設備容量1,000GWの新規炉を追加する必要があるとのことである。
出典Reuters

東芝、2030年度までに新規炉45基の受注を計画
東芝の綱川智新社長は、2030年度までに世界で新規炉を45基受注する目標に関して、達成に自信を示した。東芝は、今後原子力に対する需要が増加する要因として、地球温暖化に関する懸案事項や新興経済でのエネルギー消費量の増加を挙げた。
出典: Reuters