世界のエネルギーニュース総括: 2月2日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜の朝Forum on Energyで公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

 

福島第一作業員、白血病を巡り東電を提訴

福島第一で溶接工として作業に携わった後に白血病を発症したとして作業員が起こした訴訟に関して、裁判所のヒアリングが開始された。原告は、厚生労働省によって初めて除染作業と病気の関連を認められた。原告はプラントを運転する東京電力を提訴している。

出典BBC

 

東芝、原子力事業から撤退へ

ウェスチングハウス社の約60億ドルに上る損失額を受け、東芝は2月下旬に原子力建設事業から撤退する計画を正式に発表予定だ。ウェスチングハウスは既に着手済みの米国2原子力施設の建設を完了させる見込みではあるものの、将来的には原子炉の設計のみを取り扱うこととなる。

出典: The Wall Street Journal 

 

米国会計検査院、DOEの原価見積を批判

会計検査院(GAO)は、期待原価から高レベル放射性廃棄物処分に関する米国エネルギー省(DOE)の暫定推定値10億ドルを除外したとする報告を発表した。GAO報告書は、2048年に商業用使用済燃料の処分場および軍事用の処分場を完成させることについて、当該計画が過度に楽観的か否かにも疑問が残るとしている。

出典Tri-City Herald

 

日立製作所、大幅な損失を計上

今月初め、日立製作所はゼネラル・エレクトリックとの共同によるレーザーを用いたウラン濃縮技術に関する研究開発から撤退し、700億円(6億2,000万ドル)の損失を計上する可能性があると発表した。日立製作所は原子力事業を継続し、英国での発電所建設を進める計画だ。

出典The Asahi Shimbun

 

米国サウス・ニュークリア社、技術移転賞を受賞

サウス・ニュークリア社は、サウス・カロライナ・エレクトリック&ガスと共同で、米国電力中央研究所から技術移転賞を受賞した。これは同社が「新規炉に対するリスク情報を活用したインサービス検査のパイロットプラント適用」と題したプロジェクトを開発し実施したことに対して贈られたものである。このプロジェクトは、より多くの情報に基づく運転および保修方針を策定することを目的とする。

出典PR Newswire