世界のエネルギーニュース総括: 12月15日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜の朝Forum on Energyで公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

トランプ次期米大統領、エネルギー長官を指名

トランプ次期米大統領は、エネルギー長官にリック・ペリー前テキサス州知事を正式指名した。ペリー氏は、科学・エネルギー分野の経験はないが、テキサス州は世界でも石油資源が豊富であり、ペリー氏は在職期間にわたり化石燃料の採掘を支持してきた。同氏が2011年の大統領選に向けた共和党予備選で掲げた公約を考慮し、同氏の指名によってすでに論争が巻き起こっている。

出典The New York Times, GreatAgain.gov

 

日本政府、日立受注の英国新規炉に1兆円の支援

日本政府は、英国政府から原子力発電所の建設・運営を受託した日立製作所の英国子会社に対して総額1兆円規模(850億ドル)の資金支援を行う予定だ。同プロジェクトでは、英国内の2サイトに少なくとも5.4ギガワットの新規原子炉を建設する計画であり、今回の資金支援は主にウェールズのウィルファに建設予定のプラントに対して提供される見込みだ。

出典: Reuters

 

グリンピース、EDF本社を封鎖

グリンピースの支援者はパリにあるフランス電力公社EDF本社の正面に押し寄せ、同社の原子力事業による740億ユーロ(790億ドル)の負債に対する抗議のバナーを広げるなどした。その他のグループは放射性廃棄物のように塗装したドラム缶でビルのエンドランスを封鎖した。EDFは当該行為に関してグリンピースを訴える予定であると述べた。

出典: Reuters

 

インド、ベトナムとエネルギーに関する協定を締結

インドのモディ首相とベトナムのグエン・ティ・キム・ガン国会議長はインドで会談を行い、航空、エネルギー効率、議会協力、原子力協力の4分野の協定を締結した。モディ首相はウェブサイト上で、「原子力の平和的利用の協力に関する二国間協定を本日締結したことにより、インドとベトナムの包括的戦略パートナーシップはさらに強固なものになるだろう」と述べた。

出典: Tech Wire Asia

 

ビル・ゲイツ氏、クリーンエネルギー投資ファンドを立ち上げ

ビル・ゲイツ氏は、ジェフ・ベゾス氏らを含む投資家とともに、クリーンエネルギーに絞った投資を行うことを目的として資金規模10億ドルのファンドを立ち上げたことを発表した。低炭素技術を開発する企業に対して2017年から投資を開始する予定だ。この技術は、発電や貯蔵から、輸送、工業への応用、農業、エネルギーシステム効率と多岐に渡る。

出典The Wall Street Journal