世界のエネルギーニュース総括: 11月24日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜の朝Forum on Energyで公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

福島第一と福島第二、地震による異常なし

11月22日早朝、福島県沖でマグニチュード7.4の地震が発生した。福島第二原子力発電所の使用済燃料プールへ冷却水を送るポンプが地震により自動停止したが、東京電力は1時間半で復旧させた。福島第一、福島第二のいずれに対する電力供給も保たれており、地震後の点検によって「異常」のないことが確認された。

出典: The New York Times, World Nuclear News

 

インディアンポイント

インディアンポイント原子力発電所の運転認可更新は不透明に

ニューヨーク州控訴裁判所は、エンタジーはニューヨーク州州務部に対して運転認可の更新申請を提出しなければならないとの判断を下した。クオモ州知事は、「インディアンポイントの更新申請は、州沿岸部を管理・保護する同州のプログラムとして適合していない」と述べた。反対派は同発電所の管理が杜撰であることと施設の老朽化を批判しているが、一方で推進派は同発電所がニューヨーク市の電力の4分の1を供給している点を強調する。

出典Deutsche Welle

 

柏崎市長選、再稼働容認派が勝利
先般実施された新潟県柏崎市長選挙において、桜井雅浩氏は、原子力反対派の竹内英子氏を破り初当選した。桜井氏は選挙戦で、東京電力が市民の意見を聞き、安全が担保されれば再稼働を否定しないと主張した。柏崎刈羽原子力発電所は世界最大の原子力発電所であるが、10月の新潟県知事選に当選した米山隆一氏が原子力に対して反対の姿勢を示していることを考慮すると、再稼働は依然として不確実である。
出典: The Japan Times

 

ComEd、エネルギー法案の争点条項を削除

イリノイ州政府がエネルギー法案の一部を批判したことを受け、ComEdは最も問題となっている条項を削除した。問題となっているのは、消費者が使用するエネルギーの料金として請求される方法の変更に関する条項であった。この法案は、財政的困難により早期閉鎖を予定するクリントン原子力発電所とクアドシティ原子力発電所の救済を目的としており、エクセロンは州政府が介入し救済すべきだと述べる。ComEdはワイオミング州で採掘した石炭を燃料とする州南部の発電所に対する補助を納税者に求める条項も削除した。

出典: Chicago Tribune