世界のエネルギーニュース総括: 5月26日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜の朝Forum on Energyで公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

IAEA、原子力に関する報告書を発行
IAEAが2016年版の「世界の原子力発電所」を発行した。これは世界における原子力発電の情報を報告するものである。報告書では、2015年には新規原子炉10基が運転開始したことについて述べている。1990年以来、1年間に系統接続された原子炉の数が最多となった。2015年12月31日現在、世界全体では441基の原子炉が稼働中であり、合計設備容量は382,855 MWである。
出典: IAEA

仏国ストライキ、原子力発電の設備容量に影響
原子力発電所の作業員が仏国内で全国的に実施されているストライキへ参加した。争点となっている労働法改正へ反対するものである。発電所における仏国労働総同盟CGTのメンバーが投票で参加を決定したもので、原子炉を24時間停止することによって、仏国内19サイトの原子力発電所のうち、16サイトに影響が及ぶと述べる。系統運用者は、ストライキによって4,000 MWの原子力設備容量が削減されると報じた。
出典: BBC, Reuters

労働者は、2016年5月26日に原子力発電所へのタイヤとブロックアクセスを燃やし

 

韓国、中国と原子力連携を模索
韓国と中国は、北京で開催予定の中韓原子力協力連合委員会の第13回会合で、原子力協力に関するハイレベル会談を開催する予定である。両国の目的は、主に研究開発における連携促進の可能性を模索することであり、韓国側から、リスク評価および放射線測定に関連する研究開発での協力を提案する予定である。
出典: The Korea Times

エクセロンの2プラント、容量オークションで落札ならず
エクセロンは、2019~2020年のPJM容量オークションで、イリノイ州のクアド・シティーズ原子力発電所とペンシルバニア州のスリー・マイル原子力発電所の落札されなかったことを発表した。エクセロンはこれまで、容量が確保できない場合、クアド・シティーズ発電所を閉鎖する可能性について発表している。また、スリー・マイル原子力発電所1号機については、2年連続で容量を確保できなかった。この結果を受けて、両プラントは早期閉鎖される可能性が高まった。
出典: Power Engineering, Business Wire

GE日立、米国での核燃料成型加工に関するロスアトムとのパートナーシップを発表
米ゼネラル・エレクトリックと日立製作所が合弁で設立したグローバル・ニュークリア・フュエル (GNF)が、ロスアトムのTVELフュエルとのパートナーシップを発表した。両者が協力することによって、GNFは沸騰水型原子炉(BWR)と加圧水型原子炉(PWR)の両方に燃料供給が可能となる。現在、日本向けとしてはBWR分の燃料しか供給していないが、今回の協力によって、PWR市場の約60%を占める米国市場へより深く入り込むことを目的とする。GNFは6~8年以内にPWR向けの燃料供給を開始する計画である。
出典: Nikkei Asian Review, NuclearStreet