世界のエネルギーニュース総括: 5月12日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜の朝Forum on Energyで公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

伊方原子力発電所1号機廃止EIA IEO 2016
四国電力株式会社は5月10日に、伊方原子力発電所1号機の運転を終了した。1号機は運転開始から40年となり、新規制基準の下で老朽化した原子炉を再稼働するためには膨大な費用がかかることから、3月に原子炉の廃止を決定していた。伊方1号機は、新規制基準の下で廃止される6基目の原子炉となる。
出典: The Japan Times

米国エネルギー省情報局、原子力発電の堅調な伸びを予測
米国エネルギー省情報局(EIA)が新たに発表した「国際エネルギー見通し」では、2040年までに原子力発電が約2倍になると予測する。2040年までの間、化石燃料は依然として世界の発電量の大部分を占めてはいるものの、化石燃料に比べて化石燃料以外の導入が進み、想定される消費量増加の半分以上はアジアの途上国が占めると述べる。EIAは、2012年から2040年までの期間、原子力発電の設備容量は年間2.3%増加し、最終的に4.5兆kWhに到達すると予測する。
出典: World Nuclear News

東芝 過去最大の純損失計上、新CEOを指名
ウエスチングハウスの減損に引き続き、東芝は平成27年度の純損失は、前年度の378億円から増加し4,832億円となることを報告した。純損失は主に、原子力発電事業を含む家電や社会インフラ部門の不振に加え、構造改革に関連する追加費用によるものと主張する。また、綱川智副社長が6月にCEOに就任する予定であることを発表した。
出典: The Japan Times

英国の火力発電電力量、歴史的にゼロとなる
5月10日の朝、1882年以来初めて英国石炭火力発電電力量がゼロになった。ナショナル・グリッドは、午前0時から4時までの間、英国の石炭火力発電所が稼働していなかったことを確認した。
出典: The Telegraph