スコット・キャンベル氏、川内原子力発電所における進捗について語る


ハワード・ベーカー・フォーラムの主宰者であるスコット・キャンベル氏が、2014日米円卓会議の定例会合で、次のように述べた。

読者の方々が見過ごしているといけないため申し上げますが、日本は火曜日に重要なマイルストーンを通過しました。九州電力が、川内原子力発電所1号機への燃料再装荷を開始したのです。このプロセスは4日間かけて慎重に行われる予定です。

これは重要な進展です。

事故、特に福島のような規模の事故が起きた後に再び原子力に取り組むことは、全くもって容易ではありません。運転の安全性と完全性が常に保証されなければなりませんし、人々の懸念は適切に対処されなければなりません。特に、悲惨な事故によって直接的な影響を強く受けた人々の懸念を払拭するのは容易ではありません。

しかしながら、川内の進捗は、こうした、原子力を再開する取組が事実として確かに起こっていることを証明しています。日本政府と電力会社はこの段階に到達するための最大限の対応を行っており、それらの対応は、この数年間に実施された非常に多くのレベルの検査によって裏打ちされています。

こうした動きは、これから起こっていく予定です。1号機への燃料装荷は、この発電所が確かに、8月に運転を再開する途上にあることを証明しています。今は、この事実を認識し、きちんと受け止めるべき時です。現在、日本でこれから起こる進展は、他のどの事柄よりも重要なものとなっています。

気候変動の脅威は、これまで理解されてきたものよりさらに悲惨であり、他の再生可能エネルギーも、必要なレベルのイノベーションやベースロード容量にすぐ到達することはないだろう、ということが証明されています。原子力は、気候変動を軽減する望みを持ついかなるシナリオにおいても必要不可欠なものであり、日本は自らの原子力の未来を発展させ、グローバルなエネルギー分野において役割を果たすために継続的に貢献していることについて、称賛されるべき存在です。

再稼働のプロセスは非常に困難で、時間のかかるものでしたが、同時に、そのプロセスは注意深く、慎重に行われ、2011年3月11日に発生した自然災害に日本が対処するうえでの正しいプロセスを踏んだものであることを私は知っています。我々は、このマイルストーンの重要性を理解し、将来のさらなる進展を期待するべきなのです。