世界のエネルギーニュース総括:7月2日


Forum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜の朝Forum on Energyで公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

テネシー州の原子力発電所、福島事故後にアップグレードされた基準に初めて適合
ワッツ・バー原子力発電所が、米国で安全システム、緊急ポンプ設備及び予防保全メンテナンスプログラムが全てアップグレードされてから初めて、規制機関から新しい設備・安全基準の適合性を承認された。これは、テネシー川流域開発公社が同発電所の2号機のライセンス承認を得るプロセスにおける主な成果であり、この20年近くの米国で初めて系統に連系された新設原子炉となる見込みだ。
出典: Times Free Press

サソリ形ロボット、福島第一原子力発電所内に進入へ
東芝と国際廃炉研究開発機構は、8月に福島第一原子力発電所2号機に投入される予定の新しいロボットを公表した。新しい設計により、非常に線量の高いエリアで最大10時間作業することができ、– うまくいけば、1号機に投入されたロボットに起こったような放射線による故障を回避しながら –周囲をライトで照らすためにサソリのように後部を曲げることができる。
出典: Wall Street Journal 

ワシントン州上院、小型モジュール炉法案を可決
ワシントン州の上院を通過した法案は、商務省に対して、同州がクリーンエネルギー教育プログラムに原子力を含めることを促進するとともに、新たな生産分野となり得る小型モジュール炉分野において先頭に立つことを保証するために、小型モジュール炉生産の調整や促進を行うことを求めることとなる見込みだ。同法案は、知事だけでなく、超党派の賛同を得ているため、もし下院を通過しなかったとしても、将来再度提出されるだろう。
出典: Tri-City Herald 

ニュージェネレーション社の新CEO、グローバルな原子力分野での経験を例示
6月30日(火)にロンドンで開催されたNew Nuclear Build 2015 会議において、ニュージェネレーション社のトム・サムソンCEOは、英国カンブリアのムーアサイドで建設が計画されている新規原子炉の状況を概説した。同CEOは、UAEの最初の原子力発電所の所有-運転者を創設したUAE 原子力公社のCOOとしての経験を大いに頼りにしている。この経験は、ウエスチングハウスやトラクトベルのパートナー時代に培ったノウハウとともに、同社を発展させるための情報やベスト・プラクティスとともに原子力の称賛に値する新しい状況であると見なされている。
出典: World Nuclear News