世界のエネルギーニュース総括:2月19日


foe_newsroundup_blueForum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜の朝Forum on Energyで公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

新たに原子炉2基が原子力規制委員会の再稼働審査を通過
今週、関西電力の原子炉2基が原子力規制委員会の安全運転検査を通過した。 これは原子炉の再稼働承認を得るための長いプロセスの中で、最初のハードルを越えたことを意味する。現在審査待ちの原発は全国で20基存在しており、高浜原発の2基は原子力規制委員会の審査を通過した2件目の事例となった。日本全体では48基の原子炉が停止することになり、電気事業者は発電に高価な輸入化石燃料を使用しており、深刻な財政的損失に直面している。
出典World Bulletin

インド・スリランカ間で民間原子力協力の覚書締結
インド政府とスリランカ政府は原子力発電計画に関する協力に合意した。海洋安全保障協力に加え、特に原子炉と小規模電力網の接続に重点が置かれる。この動きについては、かつてスリランカと原子力協力の予備交渉を行った中国から距離をとる、明確な一歩であるとする観測が見られる。
出典Washington Post

NuScale社の蒸気発生器実験がイタリアで開始予定
米NuScale社は今週、ヘリカルコイル型蒸気発生器の準備が完了したと公表した。今後数カ月かけて発生器の温度性能試験を行う予定。これらの試験によって得られたデータは、NuScale社のコンピューター・コードの実証及び、販売業者がNuScale社の原子炉用蒸気タービンの性能調整を行う際に役立てられる。
出典World Nuclear News

ロシア・ハンガリーが原子力協力交渉を開始
ハンガリー政府はロシアによる原子力発電所の金融支援、建設、供給に関する提案に合意した。ハンガリーは既にロシアの天然ガスに発電を依存している。新たに建設される原子力発電所は、2025年までに同国の総発電量の3分の1を占めると予想されている。旧ソ連構成国であるハンガリーは、ロシアの影響力拡大を安全保障上の懸念と捉える欧州において、ロシアの重要な同盟国である。
出典Washington Post