世界のエネルギーニュース総括:6月26日


foe_newsroundup_blueForum on Energyの週刊ニュース総括では、ウェブ上からピックアップした世界のエネルギーに関する話題について取り上げています。ニュース総括は毎週木曜の朝Forum on Energyで公開され、Twitterアカウント@forumonenergyからも閲覧可能です。

ダン・ポネマン米国エネルギー省副長官が退任
エネルギー省副長官を5年間務め、ダン・ポネマン氏は今年の秋に退任する。エネルギー省職員への書簡の中でポネマン氏の離任について触れ、アーネスト・モニッツ長官は以下のように述べている。「多くの課題についてダンとともに取り組むことができたのは、光栄であった。20年以上にわたり、クリントン政権下では、ともに原子力と核不拡散について発表し、今は長官と副長官として取り組んできた。彼は誠実で、知性的で、我が国に対する強い義務感をもった人間である。」ホワイトハウスは、ポネマン氏の後継者について、まだ誰も指名していない。
出典The Hill

アポストラキスNRC委員は再任命されない予定
ジョージ・アポストラキス氏は、2010年にオバマ大統領によって初めて任命されたが、この6月末に任期が切れるのに合わせて、NRCを去る予定だ。アポストラキス氏は公に委員を続けることを望む発言をしていたが、ホワイトハウスは今回政権が彼を再任命しない理由についてコメントを拒否した。2010年に任命されたもう一人のNRC委員である、ウィリアム・マグウッド氏は今年初めに原子力機関の事務局長の職を受ける旨発言しており、夏の終わりごろNRCを離れる。ホワイトハウスは、ジェフ・バロン氏(ヘンリー・ワックスマン下院議員(民主党、カリフォルニア州選出)の補佐官)、ステファン・バーンズ氏(NRCの前ジェネラル・コンサル)を任命することを検討している。
出典The Wall Street Journal

中国と英国、新規原子力発電所に関する覚書を締結
中国と英国は、中国の国有原子力企業が英国の規制を満たした場合、英国内で原子力発電所の設計、所有、運転を許可する合意に調印した。英国政府は、核不拡散上の懸念に関する質問に回答し、この合意は両国を経済的に支え、且つ、気候変動に対する取り組みの一部であると説明している。デイヴィッド・キャメロン首相は、「我々の協力は、成長、改革そしてイノベーションへ向けた協力だ。我々の協力は、経済的な分野を超えてうまくいくだろう。中国の台頭は、我々の世紀の中で決定づけられた事象である、と英国は認識している。」と述べた。
出典The GuardianThe Daily Mail

福島とチェルノブイリを監視する新たな衛星
日本政府は木曜日、ウクライナと共同で2機の衛星を打ち上げ、福島第一原子力発電所とチェルノブイリ原子力発電所による損傷を監視する予定だ。ドニエプルロケットは、2機の衛星と17カ国31機の衛星を搭載して、金曜日の早朝ロシアのウラル地方から打ち上げられる。この2機の衛星は、東京大学によって開発され、1機あたりのコストは290万ドル以下であり、発電所付近の機器からデータを収集し、周辺地域の環境状況の写真を撮影する予定だ。
出典NDTVMainichi

日本の原子力発電所審査における最新動向
今週、東海第二原子力発電所と東通原子力発電所が、審査に入った。東海第二原子力発電所は、日本原子力発電によって運転されている。東海第二では、規制庁は、古い電気ケーブルをすべて置き換える代わりに、耐火性コーティングを施す計画の十分さについて疑問を呈している。東北電力が運転する東通原子力発電所は、発電所付近に位置する断層に関連した要求を満たさねばならない。その一方で、九州電力は川内原子力発電所の申請を提出しており、同発電所は日本国内48基の原子炉の中で、もっとも再稼働に近い原子炉と考えられている。
出典Global PostNuclear Street